【注文住宅】間取りで気をつけること8選!

2023.12.05

大分市を拠点に、注文住宅の建築、リフォームを承っております、有限会社シュトウ建築です。

注文住宅は夢のある買い物ですが、さまざまな面で落とし穴が待ち受けています。
なかでも「失敗した!」となりやすいのが、間取り。
生活を始めてから、「どうして計画段階で気づけなかったの……?」と頭を抱えた方も少なくありません。

間取りを考える際は、どのような部分に気をつけるべきなのでしょうか。

今回は、間取りの計画時にチェックしておきたいことについて、ご紹介したいと思います。
注文住宅を検討されておりましたら、ぜひ参考にしてみてくださいね。

■ 間取り計画で気を付けること8選

・動線


動線とは、人や物の移動経路のことを指します。
この動線が複雑でまとまりがなかったり、距離が長かったりすると、生活が不便に感じやすいでしょう。
たとえば、玄関とキッチンが離れていると重いものを運ぶのに疲れてしまいます。
家づくりで考慮したほうが良いものとして、家事動線・通勤動線・来客動線・衛生動線などがあります。
少ない移動で家事ができる、朝の支度でスムーズに準備ができる、お客さんが来たときに生活感が見えないようにするなど、多くの面で注意したほうがいいでしょう。
難しいときは、慣れている設計士さんと相談しながら、決めていくのがおすすめです。

・収納

現在は昔よりも収納のバリエーションが豊かです。
注文住宅だと、海外のようなウォークインクローゼットを寝室の隣に造ることもできます。
しかし、収納の位置や量によっては、使いづらかったり足りなかったりする事態も。
キッチンで長らく定番だった吊り戸棚は、背の低い方には使いづらく、ほかにも家族が増えて収納がパンパンになった、という失敗例があげられます。
余裕のある収納量と、使いやすい位置を模索するといいかもしれません。

・音

生活には音があふれています。
些細なことに思われるかもしれませんが、下手をすると夜眠れなかったり、お子さまが勉強に集中できなかったりするでしょう。
将来的には、家族の生活時間がずれていくため、音の配慮がより重要になります。
水回りなどは音がつきものなので、配置やフロアを重ねたときの部屋の位置などを確認してみてください。
なお、どうしても寝室と水回りが隣になる時は、間に収納を造るなどの方法を取れます。

・におい

音と同様に些細なものではありますが、一度気になると解決が難しいのがにおいです。
位置が悪いと、トイレのにおいが部屋に入ってくるほかに、キッチンが吹き抜けにあると、2階まで料理のにおいが昇ってくることが。
現在は高気密住宅であることが多く、24時間換気システムを切っていると、においがこもりやすいといえます。
換気扇の設置や風通しを検討してみるほか、においを発しやすい場所を家の中心部から外すようにするのがおすすめです。

・視線

人通りの多い道に面していると、気になるのが外部の視線。
リビングに面した掃き出し窓、玄関が道沿いにあると、プライバシーの確保が必要になります。
外構のフェンスや塀、植栽で遮れますが、計画段階で窓の位置を高くしたり、細くしたりすれば、これらを確保する必要はないでしょう。
外構に予算を割けないときは、窓の位置を検討してみるといいかもしれません。

・採光

両隣や後ろに建物が立っている立地だと、時間帯によって部屋が暗くなることもあるでしょう。
どれくらいの数、大きさの窓が必要なのか、塩梅を探ってみてください。
単に窓が多すぎると、夏は暑く冬は寒いほか、先に上げた外部からの視線が気になるようにもなります。
建物の耐久性にも影響するため、日光が差し込みやすいところに窓を配置するようにしましょう。

・風通し

先のにおいにも関連しますが、風通しを良さも、お家の快適さを生む要素のひとつです。
24時間換気システムの設置が義務付けられているものの、窓を開けて生まれる風と比べると、後者のほうが換気効率がいいといえます。
結露を防ぎ、嫌なにおいを低減させるほか、お家を長持ちさせてくれるでしょう。
窓のつくりすぎは良くありませんが、換気用なら小窓でも事足りますので、風の流れをつくれる設計をお願いしてみましょう。

・コンセントと照明

コンセントは完成してから後付けすることも可能ですが、できるなら建築時に数をそろえたほうがいいです。
現在はスマートフォンをはじめとした電化製品を使うことが多く、とくにキッチンは調理家電がたくさんあります。
調理家電は電力を大きく消費するものが多いため、もしコンセントが足りずにタコ足配線が常態化すると危険です。
新生活は忙しいため、トラブルを避けるためにも、コンセントは入念に決めたほうがいいでしょう。

また、照明はさまざまなタイプが登場しており、昔よりもおしゃれで自由な配置ができます。
こだわりのある方は、工夫してみるといいでしょう。

■ ライフスタイルの変化によって、要らないものも

注文住宅はあれもこれも取り入れないと、という気持ちになりますが、現在は必要ないとして少なくなりつつある部屋があります。
欲しい部屋・スペースがあれば、これらをなくしてみるのも一つの手でしょう。

・和室の数は減っている
重い家具を置けず、畳が傷みやすいことから、和室をつくらないお家が増えつつあります。
和室は今まで、来客をもてなすためのお部屋として存在していましたが、現在はリビングや個室でも十分なことも。
もちろん、和室にも来客時に布団を敷けるなどのメリットはありますが、洋室にしたほうが便利ということなら、考慮したほうが良いかもしれません。

・ベランダをつくらない家も
洗濯物を干す場所として、ベランダは必要な場所かもしれませんが、意外にもつくらない方はいます。
理由としてはさまざまですが、洗濯物が排気ガスや花粉で汚れるから、ガス乾燥機で乾かしているからなど、いずれも外干しにこだわらなくなったことが大きいでしょう。
代わりにサンルーム・ランドリールームをつくることがあります。

■ 大分県で注文住宅を建てるなら「有限会社シュトウ建築」にお任せ!

有限会社シュトウ建築は、二代に渡って約60年、注文住宅の施工を行ってまいりました。
大工としての知識と経験を活かし、お客様のご要望や将来に合わせた家づくりができます。
工事を行う者がお客様とのやり取りを担当しますので、伝え漏れなどのトラブルはございません。

ほかにリフォームなども対応しておりますので、ご入用でしたら、以下のメールフォームよりお問い合わせくださいませ。
ご相談・お見積り、お待ちしております。

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■ まとめ

注文住宅では、間取りを考える際に気を付けることが多いですが、迷ったときは設計士さんに相談してみましょう。
注文住宅でもたくさんの間取り事例があるため、ざっくりと「こういうのがいい」と思ったものを決めると、方向性が定まりやすいです。
良い間取りが決まることを祈っていますね。

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